BASE(ベイス)導入のメリット・デメリット!導入に向いている事業者も解説

BASE(ベイス)とは

BASE(ベイス)は、個人や小規模なビジネス向けに簡単にオンラインショップを開設できる日本発のECプラットフォームです。2012年に設立され、現在では130万以上のショップが利用しています。技術的な知識がなくても、無料で簡単にECサイトを作成できる点が大きな特徴です。

BASE(ベイス)の6つのメリット

BASEを導入してECサイトを運営することで、以下のような多くのメリットがあります。

  • 初期費用・月額費用が無料で、リスクなくスタート可能
  • 簡単にショップを開設でき、デザインも豊富
  • 便利なアプリで機能を追加して運営効率を向上
  • 多様な決済手段に対応し、購入のしやすさを提供
  • スマホアプリで手軽に在庫管理や注文処理が可能

BASE(ベイス)の手数料一覧

BASEを利用する際に発生する手数料は、以下の通りです。販売手数料や決済手数料は、他のECサイトに比べて高めですが、初期費用や月額料金が無料なため、低リスクで始めることができます。

項目 手数料
初期費用 0円(スタンダードプラン、グロースプラン)
月額費用 0円(スタンダードプラン)/16,580円(グロースプラン)
サービス利用料(商品が売れたとき) 3%(スタンダードプラン)/0円(グロースプラン)
決済手数料 3.6%+40円(スタンダードプラン)/2.9%(グロースプラン)

BASE(ベイス)で利用できる決済手段

BASEでは、顧客が便利に商品を購入できるよう、以下の多様な決済手段を提供しています。

  • クレジットカード決済(Visa, MasterCard, JCB, American Expressなど)
  • 銀行振込
  • コンビニ決済
  • キャリア決済(携帯電話料金と合算)
  • PayPal
  • 楽天ペイ
  • Amazon Pay

BASE(ベイス)を導入するのがおすすめな事業者

BASEの特長や機能を活かせるのは、以下のような方々です。

  • 初めてECサイトを運営する人
  • コストを抑えたい人
  • スモールビジネスや個人事業主

BASE(ベイス)のデメリットと注意点

BASEには多くの利点がある一方で、いくつかのデメリットや注意点も存在します。これらを理解しておくことが、成功した運営のカギとなります。

1. 販売手数料が高い

BASEは初期費用や月額料金が無料である反面、販売手数料が他のECプラットフォームに比べて高めです。BASEの手数料は、販売金額の3.6%に加え、決済手数料が3%かかるため、商品が売れる度にこれらの手数料が発生します。

2. 集客は自力で行う必要がある

BASEはモール型のECサイト(楽天やAmazonなど)とは異なり、集客は自分で行う必要があります。SEO対策やSNSを活用したプロモーションが必要で、しっかりとしたマーケティング戦略を立てることが重要です。

3. 大規模店舗には向かない

BASEは小規模なビジネスや個人向けのサービスであり、大規模なオンラインショップを運営するには機能が不十分な場合があります。例えば、在庫管理や商品数が多くなると、操作性や運営効率が低下する可能性があります。

まとめ

BASE(ベイス)は、コストを抑えながら簡単にECサイトを立ち上げたい個人や小規模ビジネスに最適なプラットフォームです。初期費用や月額料金が無料であり、豊富なデザインテンプレートや便利な決済手段を提供しています。一方で、販売手数料がやや高く、集客には自力での努力が必要です。これらの利点と注意点を考慮し、自分に合ったECサイト運営を目指しましょう。